愛用のベースアンプ、Bassman100の調子が悪くなったのでシャーシをひっくり返してメンテしました。というか急に音が出なくなった。
電源オン時にハム・ノイズも出ないことからパワー管である6L6GCの故障を疑いましたが専用の真空管測定機で検証した結果問題なし。プリ管の12AX7やドライバーの12AU7もチェックしたところ、搭載していた真空管はすべて問題なし。正常値でした。
となると原因としては真空管以外の消耗部品ですが、とりあえず一番怪しいのは電源部分のコンデンサです。各部の直流電圧をチェックしたところ、パワー管周りのDC動作がおかしい。
電源平滑用の大きな電解コンデンサはシャーシ外の金属カバーに覆われた裏側にあります。アンプ・シャーシを木製のキャビネットから外し、カバーを外して部品の状態を確認……。
見事に電解コンデンサが御臨終しています。
もう他の部分を見なくとも明らかにこれが原因だと分かりました。
どのみちいつかは交換することになりますし、今後のことを考えて電解コンデンサは総とっかえすることに。というかオリジナルの電解コンで半世紀動いていたのは奇跡的。
電源に使われていたオリジナルのマロイー製電解コンデンサは、外装フィルムが紙です。現行の電解コンデンサはすべてPVCのフィルムに包まれていますが、半世紀以上前だとこういう絶縁紙に覆われたままの電解コンデンサが普通に使われています。そしてサイズが大きい。
そしてコンデンサを現行の新品に交換。耐圧500Vが必要なのでちょっとお値段は張りましたが、専門店にメンテナンスを依頼するよりはずっと安価です。
作業完了後、とりあえずスピーカーに繋ぐ前に4Ωメタルクラッド抵抗で動作チェックします。(真空管アンプは電流出力なので必ず負荷をかけてね。アンプがぶっ壊れます)
綺麗な波形が出ています。
そしてスピーカーに繋いで音出し……全く問題なし、真空管そのままで完全に復活しました。
音が出るようになってもノイズが目立つようならば直流点火にmodしようかと思っていましたが、まったく気にならないレベルでローノイズです。(この時代のFenderは基本的にヒーターとトランス直の交流点火)そしてちょっと音もパワフルになった気がします。
部屋を整理したついでにAguilarのスピーカーも仕事部屋に持ってくることができた。
爆音すぎてボリューム絞り気味になっちゃうのが玉にキズ。
おしまい。


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