2012年6月20日水曜日

SE ReflexionFilter


SE ElectronicsのReflexionFilterというものを実は少し前から導入してみました。

まあこれはヴォーカルRecのときに、部屋の反響を減らすっていうアイテムなんですけど…。

その効果の程は、ということで

フィルターの位置をマイクから遠め、近めの2パターンでテスト。

近め:初期反射までの距離が近いせいか、逆に強調される印象??
   近接効果とは違った発音の際の低音が強まる感。
   無音ノイズレベルはむしろあがってる気がする。(位相の狂いも少しある??)

遠め:音にまとまりが出る。近づけたときよりもエッジがぼやけずに強調される。
   低域よりも少し上の中低域の増加傾向?(150-200Hz)
   ノイズレベルは特に変化なし。

設置自体、トータルの感想
・初期反射を抑えるという意味ではほぼ効果がない。
・音質としては中域の出方(拾い方)が明らかに変わる。
・マイクの後方が狭まるのせいか、アンビエンス自体は減る。
・上記を踏まえると宅録的には「スタジオっぽくなる」のかもしれない。

自分の家のように元から部屋がややデッドな状態の人ほどメリットは少ないように思いました。
部屋が小綺麗でモノも少ないRCのマンションとかだったら効果はありそうですが…。

うちのヴォーカルの場合「歌い辛い」という感想はなかったので
しばらく様子見しつつ、音質も手探りしながら使ってみることに。


ちなみにこの機材、自前で購入したものではなく、貰い物。(買うと高い)
快く譲って頂いた某ユニットのS藤氏ありがとうございました。

2012年6月16日土曜日

んでもって


んで、何を今更って感じなんですが、UAD-2のEL-7 FATSOを買いました。

これ前からずっと欲しかったんですが金欠でなかなか買えなくて、
こないだのセールのときに70ドル以上安くなっていたので思い切って購入。

まあ簡単に言うとコレはコンプ+テープ風サチュレートのプラグインなんですが、
音が兎に角良い。嫌味がない上にわざとらしくない、これ非常に大事なことです。

自分は元々Steinberg CubaseSX付属のMagnetoというプラグインが大好きだったのですが、
Magneto以来コレ!というサチュレートプラグインって全くなかったんですよね。

殆どの会社の製品は「いかにも」な味付けやわざとらしさが多くて
「いや実はこれ音悪くなってるだけなんじゃね?」という印象ばかり…。

それに対してFATSOは非常にナチュラルなディストーション。
シミュレート元のEmpirical Labsは他にも倍音に歪みを掛ける製品を出してますが、
ソフトウェアでここまで心地よさが再現されてるのはUADのこれぐらいかも。

ヴォーカルやドラムに掛けると“どこか聴いたことのある音”に一発で仕上がります。

ソフト音源の嘘くささを取るのにも使えそうな感じなんで色々試行錯誤中です。

※下のNeve1073はデモ中。自由は利きにくい分音が厚い印象。買おうかな…。

2012年6月15日金曜日

いやはや


すいませんM3終わってからブログ完全放置でした。
下手すると2ヶ月放置するとこだったのでここいらで何か書いておかないとな…って頃合い。


ひとまずM3お疲れさまでした(遅過ぎる挨拶
新譜のrewinder、沢山の人の手に取って頂き、ありがとうございました〜!

今回は合同のミニアルバムだし、シューゲイザーとかはいつもやってる音楽とはちょっと違うということで番外編、という感じでたので、次はLaqsheでオリジナルのアルバムをリリースしたいですねえ…(遠い目

まあ、最近地味に頑張ってきた甲斐もあってか色々な進展や新しい企画にお誘い頂いて非常に嬉しいのですが、ひとまずLaqsheのアルバムを完成させるまではこれ1本に集中せねばという感じでございます…。

目標としては今年中という感じでしょうか。

いま丁度秋のM3参加申し込みもしているんですが、そっちではまだ何か出せるかはっきりしておりません。
個人のほうで何か動きがあるかもといった程度ですかね…。

とにかくこの夏が勝負だと思うので夏バテせずに制作に励みたいと思います…!