2012年4月20日金曜日

1176 comeback

Ureiの1176というスタジオではそりゃド定番コンプレッサーがありまして。
まあ、自分みたいな貧乏人は実機を用意して…なんてことはできないので
Universal Audio UAD-2のプラグインで代用している訳なんですけど。(それでも高いよ)

この1176はスレッショルドというパラメータはなく、
基本的には入力段でどのぐらい突っ込ませるか&出力するか、
だけという非常にシンプルで潔いコンプです。

特に大きめに入力した音を早めのアタック&リリースでぐしゃっと潰すと
ブーミーなローの歪みがぐわっと付加されて独特の味付けがあり、これが非常に魅力。

でもこのUAD-2で使える1176LN/1176SEのプラグインは、
古いUAD-1の初期に開発されたプラグインなので設計自体は古いんですね。
こないだbinariaの永尾さんとハコで飲んでたとき、
「1176とかLA-2Aみたいな初期のプラグインは今の技術でシミュレートし直してほしいよね〜」
みたいなことを丁度話してまして。
自分もUADの古いプラグインに関しては同じ感想だったので、
そのうちUAが作り直してくれないかな〜とか思ってたんですが。

なんと、先日新しい1176がリリースされるという告知が…!

しかも1176LN一種のシミュレートに留まらず、
シルバーパネルや、限定モデルのAE(レシオが浅くできる)までリリース。
これは非常に嬉しい。

ま、代償としてもちろんDSP消費率は上がっている様ですが、
より実機に近いディストーションやトランスの音質変化なども盛り込まれたようですし、
これはたぶんそのうち買ってしまいそうです…。


はっ、そういえばM3まであと10日しかなかった…。

ミックスに活用するためにこれは今すぐ買うか…!(おい

2012年4月2日月曜日

“カイバ”イメージアルバム [SUBCONSCIOUS]

どーもM3の〆切に日々追われておりますShin Sheenaです。
今日はちょっと告知をさせてください。

このたびShin Sheenaが
3x6 RECORDINGS主宰のコンピレーション“SUBCONSCIOUS”に1曲参加させて頂きました。
現在フリーダウンロードできますので是非聴いてみてください。
M3でCD版の頒布もあるようなのでそちらも是非!

→詳細は3x6のウェブにて

“SUBCONSCIOUS”は08年にwowow枠で放送されたアニメ“カイバ”のトリビュートアルバムになります。

カイバは独自のタッチとハードボイルドな世界観、心理描写の表現で一部のファンに定評があり、
我々音楽人からは“エレクトロニカなアニメ”と評される…というなかなかコアなアニメです。
そんなカイバのエレクトロニックな世界観を音楽通して表現できたら…というのが今回のコンピレーションになります。

このコンピを聴いて、ちょっとでもカイバに興味を持ってくれる人が居たら嬉しいです!
(実際、すごく面白いアニメなので未視聴の方は是非)