2019年6月19日水曜日

Pluvia Sevenも聴いてみた

MarkAudioのフルレンジユニットAlpair10を使ったスピーカーを作ったばかりですが、以前から興味のあった同社のPluviaシリーズのユニットが箱付きで、しかも爆安で放出されていたのでついつい確保してしまいました。





MarkAudio Pluvia Seven


見た目はこんな感じ。
箱は集成材を使ったもので仕上げは素人っぽくあらさが目立つが、市販品にちょっと手を加えたレベルのものなので、職人さんが作ったAlpair10のエンクロージャーと比べるのは野暮でしょう。

ユニットはPluvia Sevenで、Alpair10と比べると一回り小さい10cm級ユニットです。なのでAlpair7とほぼ同じ大きさですが、フレームのネジ穴の位置が違っていたりするのでポン付けで付け替えできる互換性はない。ご注意!(Alpairは10が6点止め、7以下は4点止めだがPluviaはすべて5点止めになっている)

メタルコーンの色もAlpairと違ってピンクゴールドっぽい色。


そしてAlpair10と聴き比べると、その方向性の違いがはっきりとわかった。

率直に言えば、Pluviaは音の量感やエネルギー重視だと感じた。

もちろん、エンクロージャーやユニットサイズが違うので厳密な比較にはならないと思うけれど、基本的に低音やが少しだけふくよかに、そして高域はスムースながらやや派手目に再生するという印象。ドカっと音が前に飛び、ロックやポップスを聴くには良いだろうという感じ。

それに対し、Alpairはソースに含まれている音楽情報をより正確に再生する情報量重視。なのでモニター用途としてはAlpiarのほうが向くだろうと思った。

低音のリニアリティに関しては上位機種のPluvia Elevenと聴かないと何とも言えないが、ちょっとPluviaのほうが嘘っぽい感じはする。盛っているというよりは、雰囲気をキャプチャーしているといった感じに聴こえる。

といっても全体的な印象としては流石MarkAudioで、一般的なフルレンジユニットとは一線を画していると思います。パッと聴き、小型フルレンジとは思えない鳴り方をするし、高域はツイーターなしで十分伸びるので。

ちなみに2019年6月現在は、ニューモデルであるPluvia Seven HDがすでに発売されているので、そちらは旧世代のこのユニットとはどういった音の違いがあるのかもいづれ検証してみたい。

メインは不動のAlpair10があるので、サブのスピーカーとして使っていくと思います。(実家に送るかもしれない)


結局の所自分の中ではブラック・サバスを聴くのに最適なユニットということで落ち着いた!笑

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