2018年9月13日木曜日

水餃子づくり

最近餃子を作るのにハマっている。

数ヶ月前、仕事がてら訪れた八幡山の餃子館という店で食べた水餃子が非常にうまかったのです。

一口に餃子といっても、焼餃子と水餃子がある。日本だと餃子というとポピュラーなのは焼餃子だ。中華料理だけではなく飲み屋やラーメン屋でも食べることはできる。

基本的に焼餃子は作り方さえ間違えなければマズいということはほぼない。いまは技術の進化により冷凍餃子もそこそこ美味い。(あの水も油も使わないやつは感動する)しかし、ずば抜けて美味い!という餃子は店でもあまりないとは思いませんか。僕は思います。

誰が食べても美味い!と唸らせる餃子は作れないものか。そう思っていたときに先述の餃子館で美味い水餃子を食べたので、焼餃子ではなくオリジナルの餡を使ったうまい水餃子を作るべきだと思いました。

その後レコーディングや仕事の合間に餃子を作りまくること約数週間。一週間のうち4日は夕食が餃子という事態になってしまいましたが、これも研鑽の過程ですので致し方がありません。その試行錯誤の中で自分が編み出したレシピを公開します。


2018年6月12日火曜日

コードで考えるメロディーの構築術

音楽レッスン出張のエントリです。(内容的には中級編)

グッと来る良いメロディーを作れるか、というのは音楽を作るうえで避けて通れぬ命題ですが、閃きに頼るだけではなくある程度方法論で構築してみようというのが今回の題材です。

もちろん前提条件としてメロディー単体だけではそれが優れているかどうかは評価できません。裏で鳴っているコードとの合理性がなくては良いメロディーにはならないからです。


2018年6月9日土曜日

1Q-2Q 2018

音沙汰ないですね。非生産的な日々を過ごしています。
おかげさまでといいますか、家業はそこそこ忙しいです。

近況ですが、やっとスタジオに専用の冷房が入ることが決まりこれからの暑い季節をやっと乗り越えられそうです。これから快適になる予定です。


唐突な話ですがスピーカーを作りたい衝動に駆られています。

元々パワードじゃなくてパッシブのフルレンジ一発で音楽が聴きたい!というのを前々から言っていたんですけど、佐藤邸でMark Audioというスピーカーユニットの音を聴いてより一層その気持ちが強くなっています。このMark Audioは以前コイズミ無線にフラっと訪れたときに存在自体は知っており、メタルコーンが特徴なんですが素材由来のクセが非常に少なく、特性がフルレンジでもまっすぐ出ることと、13cmウーファーでも最低振動周波数が約40Hzと低域の再現性が高いところがポイントです。

ちなみに佐藤さんのシステムは塩ビ管を利用した特大エンクロージャーで低域を無理やり伸ばしたヤバいシステムでユニットの特性より更に10Hzくらい下まで出てました。これで映画とかアニメ見るとSEの振動で家が揺れるレベルです。まあこのエンクロージャーは異質すぎるので何の参考にもなりません。(僕がほしいのはごく普通のブックシェルフ型)

ユニット自体は設置条件を考えてAlpair10という13cmのユニットを使う予定です。ニアフィールドに丁度良いサイズなのと、モニター用としてもリスニング用としても兼用するのに良いバランスなので。一般的なパワードだと5インチよりちょっと大きいくらいのサイズになります。(Mark Audioはユニット自体が大きいのでウーファーの有効径より一回り大きくなる)問題はエンクロージャーをどう作るか。工作技術は素人なので、今はそれの算段をしている最中……といった感じです。

ちなみにパッシブですから当然パワーアンプも必要になる訳ですが、そのパワーアンプは既に設計してPCBを作るところまでは進んでいます(笑)。そこまで自分で作るのかとツッコまれそうだけどこの際やるなら全部DIYでやってみたいなと思います。

何かを作るときは、その製作過程を想像しているときが一番楽しいという感覚が久々に舞い戻ってきたような気がします。童心に帰った気持ちです。まあ一番の問題は、それをやっている時間が全然ないってことなんですけど……。

2018年4月21日土曜日

スタジオ作りました

twitterのほうではちょこちょこ書いていたのですが、プライベートスタジオを作りました。詳細はこちら

元々仕事をするだけのスペースが欲しいということで今の場所に越してきた訳で、年末頃から少しずつ準備は始めていました。先日やっと録音ブースとキューシステムなどの音声系のセッティングが整ったのでひとまず稼働できる状態になりました。

ブースはこんな感じ

録音ブースは約1畳でそんなに広くはないけれどヴォーカルならちょうどいいサイズ。遮音性能はDr-35。元々静な場所の中に設置しているので基本的に24時間録音可能です。特に夜中に急にダビングしたくなるときがよくあったので非常に便利になりました。



コンセプトは『録りの段階で売り物レベルのクオリティ』になることです。基本録り専。メインマイクは言うまでもなくManleyのCardioid Reference Microphoneです。コレはもう結構前から私物として持ってたんですけど、いままではスタジオもなかったし使うに使えなかった。ド王道のヴォーカルサウンドは大抵いけます。サブでGrooveTubesのmodel 1B-Tube1B-FETもあって、もっと荒れた音が欲しいときはこっち。(Tubeのほうは佐藤さんからの借り物。ついでに言うとリフレクションフィルターとEchoProも貰い物)




アウトボードは基本マイクプリだけですが、卓から引っこ抜いたオールドのNeveとAPIがあるので定番どころは抑えてあり、音のキャラを選べつつ、きっちりとスタジオクオリティーになっています。GrooveTubesの純正プリのthe Brickもあるのでこれをマイクプリとして使うこともあります。レベル叩き用の1176はそのうち実機買うか自分で作るかも…。

デスク周りはこれといって特別なことはしていなくて今までと殆ど変わってません。オーディオIFがRMEのFireFaceで、モニターがeve audioのSC204。自作のモニターコントローラー(MC4)を追加したぐらいですかね。これとRMEのTotalMixをうまく使ってブース内のキューシステムへ必要なchだけ送り返しています。モニターとAD/DAは正直満足していないので近いうちにグレードアップしたいなあと思っています。

それで、普段は仕事場として使うんですが録音は毎日やるかというとそうでもないし、近況的にしばらく籠もることもなさそうなので、月に4〜5日くらいは外貸しもやろうかなと思っています。歌だけでもハイクオリティーで録ってみたーい!という熱意のある方はお気軽にお問い合わせください。そろそろイベントの時期だしね。

2018年3月9日金曜日

Manley Reference Cardioid Microphone



実は結構前から持っていて、買ったのは2年くらい前。
仕事場としてスタジオを作ったのでやっと出番ができました。

とにかく歌を良い音で録りたいという気持ちがずっと前からあって、この1本!というマイクを長いこと探していました。これまでは録音のたびにスタジオに行っていて、そのスタジオの常設されているマイクの中でとりあえず無難なものを選ぶというやり方。だからその度にマイクもHAも変わるものだから音も変わってしまっていて。悪くはないけど漠然としてました。一応オールドのU87も持っていたし、決して悪い音じゃなかったんだけれど自分が欲しい音かというとそうでもなかった訳で……。音ももっと立ち上がりが早くて臨場感のある音色が欲しかった。

以前オールドのU67で感動したことがあったので、やはりここはFETじゃなくて真空管マイクだろうと踏んでいました。そこから最初から真空管タイプだけ探すこと数ヶ月。でも中々ピンとくるものがなかなか見つからなくて、半端なものを買うくらいならオールドのマイクのほうが良いと思い始めた頃……そんな時にたくまるさんから「Manleyのマイクすごくいいよ!」と教えてもらいました。

Manleyといってもマイクのイメージはなかなかなく、国内のスタジオで置いてあるところが全然ないし、情報も少ない。とりあえず実機で聴いてみるのが早いと思い渋谷の某店で実際に試すことに。試聴のときはいわゆる現行のNeumannやオールド再現系の真空管マイクと同時に比較したんですが、なんというかこのマイクだけ格が違った。ハイファイなんだけれど太さも力強さも兼ね備えていて……それでいてハイがスムースなのでシビランスが痛くない。このマイクの音だけ輝いているようだった。そんな訳でその後即購入。

決め手は「このマイクならオールドのマイクにも勝てる!」と直感で感じたところ。例えばU67なんかだと音量があってピークが入ると太さと同時に艶が出るような質感になるんだけれど、まさにそれに近いものがあった。それでいて解像度も抜群なので、口や喉、鼻のニュアンスもしっかり取りこぼさないで拾ってくれる感じ。(これは歌が上手くないと逆に怖い部分でもあります)真ん中に定位させるサウンドならばEQなしで軽くコンプをかける程度でしっかりと“売り物”の音になってくれます。

この音色のトータルバランスが本当に良くできている。実を言うと真空管タイプでもハイファイなだけでハイが尖ったままシビランスがきついような音になってしまうようなものが多くて、SoundeluxeのU99なんか特にそうだった。全然よくない。(HAのインピーダンスを目一杯落とせば丸くすることはできる)だけどこのマイクの音は星の輝きのようで滑らかさとスピード感を両方持ち合わせている感じ。女性ヴォーカルならコレだ!

まあ買った直後に色々あって長いことちゃんと使ってあげられなかったのだけれど、プライベートスタジオの録音環境も整ったことだしこれからは出番が増えていくんじゃないかと思います。

Neumannの現行品買うならこっち狙うほうが絶対おすすめ!(代理店のまわしものではない)

2017年12月30日土曜日

4Q - 2017

これを書いているのは29日の深夜なので、実質今年最後のエントリです。

今年の纏めですが、はっきり言って今までにないくらい悪い1年でした。

兎にも角にもまずやはり自分の音楽。これが完全に停滞してしまったこと。ピンポイントで言うならやはりLaqsheのことがあるけれど、本来ならば自主制作の有無に関わらず音楽家としての自分をもう一度見つめ直し、そこからリスタートすべきだった。しかし結果的に全てが終わって止まってそのままになってしまった。それが自分でもどうにもならないくらい痛手でした。新しい活動のビジョンもこれを書いている今も実は全く見えていなくて、正直不安のほうが大きいです。

Laqsheが実質終わってしまったのは去年のアルバム作った直後ぐらいのことだから、今年何かが起こったりした訳でもなんでもなく、ひたすら打開策を打ち出すべくもがいてました。でも正直もがき過ぎて何をすればいいのか分からなくなってしまった感があります。音楽はまだまだ続けたいし辞める理由もないけれど、力の向ける先がないような状態。これは、前にエントリを書いた時からずっと変わっていません。まさに文字通りの停滞。

今自分 が望んでいることがあるとすれば、それは人に必要とされて力を使うことだと思います。それをきちんと口に出せるようになったのは進歩かもしれません。例えばLaqsheみたいな自分のユニットがあって、それに全力を注力するのは間違いではないけれど、僕の場合はどうやら他人から見て“力を自分に向けているならそれで十分”と思われていたようです。LaqsheをやっているとLaqsheをやっているから十分だと思われてしまう。それが自分の全部じゃないしやれることはもっと沢山ある。でもそれが音楽やっている他の人達にちゃんと伝わっていなかった。だからこの1年半、自分の音楽能力をもっと試したくて、それができないかと色んな所に売り込んでみたりもしているんですが、どうもダメみたいです。力が足りないのか、それとも他の理由でダメなのか、それさえもよく分からなくて……それがさっき書いたひたすら藻掻いている状態なんです。

でもいつまでも雁字搦めで良いなんて思っていないし、この悪いスパイラルは抜け出したい。なので来年以降の目標を2つ書きます。

ひとつ、自分の音楽を取り戻すこと。
ふたつ、他人に必要とされる力を持つこと。

この2つを成してはじめて0の位置に戻れる気がします。今は少なくともマイナスなので。

一つ目は言わずもがな自分自身の表現やアウトプットです。それが新しいバンドとかユニットなのか、個人活動なのか、それはまだ分からないけれど……。

二つ目はひとりの音楽家、仕事人として認めてもらうということ。これも原点的なものですが、よくよく考えてみれば全く成果が出ていなかったので、一つ目にこれが重なる形で達成できれば言うことはありません。でもその為にはまず身近な人に認めてもらうことがスタートだと思います。その部分でもずっと失敗や後悔しかなかったので、できることは何でもやるくらいの気持ちでぶつかる所存です。

最後ですが、悪い塊のような1年でも唯一良いこともありました。それは前回のエントリでも書いた引っ越しです。広い新居に越してきたら、前の狭い部屋で塞ぎ込んでいたのが馬鹿らしくなるくらい、不思議と気分的にも楽になりました。ちょうど今プライベート・スタジオの構築の真っ最中でもあるし、年明けに完成したらこれを使って上質な録音物も作れる環境は整う算段です。そうなれば、尚更後は使う機会を待つだけ。

さて、このエントリをポストしたら荷物をまとめて4年振りに実家に帰ります。あっちは寒いだろうなあ。

2017年10月24日火曜日

3Q - 2017

ご無沙汰です。季節はすっかり秋になりました。

私事ですが先日引っ越しました。引っ越し先は以前3年ほど住んでいた街なので、新しい知らない街でもなんでもなく、住み慣れた街です。といっても3年以上経過すると街並みも若干変わっていたりして、いい意味で便利な環境になっていました。(ただ近所のボウリング場が潰れていた)

引っ越しをした理由は色々ありますが、家で仕事をするようになってもっと音楽に没頭できる環境にしたいと思っていたからです。元々公私混同みたいな生活をしているのでオン・オフの区別が曖昧だったというのもありますが、作業に集中する場所が欲しかったので。プライベートスタジオも作りたいと思っていましたし。そんな訳で数ヶ月前から引っ越したいとくだを巻いていましたが、目的と合致する場所がようやく見つかったのでこの機にやっと引っ越しできました。

まだ越してきたばかりで、機材とか仕事道具もセットアップし直さなくてはいけないものが多く、あまり稼働できていないような状態なんですが、何とか新しい環境でうまくやっていきたいと思います。気分的にも場所を移すということで一度リセットできたらなあと。今年はずっと横になっていただけなので。


そういえば、秋のM3には参加します。スペースはI-22aです。
残念ながらこういう状況なので新譜などはありませんが、アルバムとか旧譜は持っていくつもりです。惰性で参加みたいな感じですが、まだ自分たちの音楽を知らない人に知ってもらうチャンスではあると思うので。イベントに来場される方は、是非よろしくお願いします。(知ってる人は布教も)


かれこれ何もしないまま1年半。何もなければシングルが2,3枚ぐらい出せていたのかもしれないという時期。なので待ってもらっている人には申し訳なく思います。かならずという約束はできませんけど、自分でも何とか新しい活動の形を模索している最中なので、もう少し待っていてください。待つというのはもどかしくしんどいことですが、僕も何かを待つことしかできない立場なので、そろそろ何か良いことがあってもいいだろうという気持ちで待ちたいと思います。