2020年7月24日金曜日

最近の自作欲 アンプ編

過去にモニタースピーカーやらそれ用のパワーアンプやらを自作している自分ですが、そもそも家にスタジオまでDIYでこしらえている訳で、基本的に欲しいと思ったものはほぼ何でも自分で作ってしまうタチです。

不器用なのにとりあえず『何とかオレでも作れるだろう』と高を括ってしまうのは悪い癖だと思いますが、そんなこと言ったらそもそも音楽やってないよなあ…という話になってしまうと思うので今は考えないようにしています。

で、ここ半年くらいで自作したいと思っていたものをリスト化しました。





まずアンプ関連。

・普通の電圧帰還パワーアンプ


現在のメインアンプが自作の電流帰還アンプのため。スーパーツイーターや他の2wayスピーカーも鳴らすときのためのアンプがもう一台欲しい。

これは優先度が低く、適当な民生用アンプの中古でもいいかなと思っている。ただしXLR入力がついているパワーアンプであること。

※7/20 クラウンのD-75Aを入手したため、後回しになっている。


・上下対称FETパワーアンプ


いわゆる窪田式アンプ。入力段から定電流回路を省いた上下対称回路になっているのが特徴。

これは以前のエントリで回路図を書き、基板を発注するところまでは進んでいるものの、現在ケースやら電源トランスやらを用意するのが面倒で作業が止まっている状態。基板に部品を実装するところまでは出来ているので遠くないうちに完成させてしまいたい…。


・金田式 I/V DCパワーアンプ


少し前までのMJ(無線と実験)の本誌で掲載されていたアンプ。MCカートリッジ〜プリアンプ〜パワーアンプを電流モードで転送するIVCシステムを中軸にする前提のアンプだけど、入力は電圧モードでパワーアンプだけ作ったら面白いんじゃないかと。電源の動作電圧が+-24Vで使い回しが利きそうなのと、部品点数が少ないので工作難易度が低そうなのもポイント。


・金田式 No.169 (真空管・OTLアンプ)


旧ソ連の真空管6C33Cを出力段に採用した出力直結アンプ。(アウトプット・トランスレス・アンプ)

真の意味で真空管の音が聴けるアンプだが、高電圧を流す真空管を出力に直結するという非常にデリケートかつ発熱も半端ないアンプのため、製作難易度は非常に高い。しかしトランスを介さない真空管そのものを音色が聴けるというのは何にも代え難い。いつか必ず作りたいアンプのひとつ。

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