忘れがちなのでまた書きますがスペースはケ-17bです。
頒布物
・電流帰還パワーアンプ PWA-01 基板 ¥2,000 (2枚セット)
・Laqsheの旧譜とかあるぶんだけ
以上です。
まあ、これしかないのは音楽の新作はないから仕方ないね……。
製作中の音源などは、イベントではないタイミングで出せればいいかなとは思ってますが。
で、一応今回の新頒布物である電流帰還パワーアンプなんですが…。
基本的には以前MarkAudioを使ったスピーカーのために製作したアンプと同じです。
電流帰還パワーアンプ PWA-01 |
キットは基板のみで、資料は回路図がつきますが、pdfとwebで見てもらう感じですね。
価格は2枚で¥2,000なので安いかと。
部品の数はオールディスクリートにしては少なく、トランジスタが1chあたり9個というシンプルさなので、実装の難易度は非常に低いです。ケース(入れ物)と電源さえ準備できる人ならすぐに作れるようなものになっています。
回路も特段特別なものではなく、電流帰還方式の基本のキという感じなのでお試しには丁度いいと思います。
よろしくです。
一応改めてPWA-01の回路図。
回路図 |
電源は+-24〜30Vです。(抵抗値下げれば+-35Vくらいまで使えます)
+-24Vでドライブさせる場合、出力は8Ω/25W相当です。
部品の数も少ないので、手慣れた人ならば1chあたり15分ほどで組み上がるでしょう。
部品はDALE以外はすべて秋月電子通商で購入できます。
Q7,8,9は熱結合してケースもしくはヒートシンクで放熱してください。
R16, R17だけ指定部品があり、DALEの無誘導抵抗NS-2もしくはNS-2Bにしてください。色々試しましたが、いまのところ終段の抵抗はこれがベストでした。まあ入手できない場合は3W以上の抵抗ならばOKです。
カップリングコンデンサーのC6はWIMA MKS2を想定していますが、音響用のフィルムコンデンサーならば何でもOK。音質に関わる部分なので色々試すのもよいかと。
【調整方法】
・先にRV2で終段のアイドリング電流を調整します。R16の両端の電圧を0.1Ωで割った値がアイドリング電流です。標準では100mAくらいを推奨します。100mAならばトランジスタがほんのり温かくなる程度です。
・次にRV1で出力のDCオフセットを調整します。出力電位が0Vになるように。
・アイドリングが微妙に上下するので再度RV2を調整。以後繰り返し。
・大きな放熱器を使っている場合は250mAくらいまで上げてもOK。アイドリングが多いほうが発熱するぶん、高域がきらびやかになります。
電流帰還方式の輝くような出音を体験してください。
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