2016年11月3日木曜日

M3秋と近況



告知も突発な感じでしたがM3秋に参加しまして、それも無事終わりまして…。
ドタバタしていて写真撮るのも忘れましたが、C90(夏コミ)のときと打って変わって沢山の方にCDを購入していただきました。持ち込み分に関しては去年の秋と同じくほぼ完売できました。
(差し入れも…いつもすいません。帰ってからおいしく頂いています)

C90のときは新作なしだったというのもあると思うんですけど、それ以上にM3とコミケというのは性質の違うイベントなんだなと感じました。M3は文字通り音楽を聴きたい人が来るイベントなので、一般参加者の音楽そのものへの関心度が全然違うなと。

イベント的にはコミケのほうが圧倒的に規模が大きいですが、コミケの中の音楽ジャンルというのは飽くまでも巨大なイベントの中のいちジャンルという位置づけです。コミケは来場者数が尋常ではないので、元々関心がなかった人が何かのついででフラっと訪れてくれる可能性がなくはないのですが…。うちのような音楽本体以外に特別なアイコンを保たないサークルだと、あまり目は惹かないようです。

M3はイベント自体で制作者から直接購入する、ということに意義を感じている、楽しみにしている人が多いとなんとなく会場で感じます。通販で流通しているアイテムでも、なるべくイベントで購入しようとしているという話もきいたり。なんというか、制作サイドとリスナーで接点がある数少ない場なのでそれを大事にしてくれている印象ですね。それは何だか喜ばしいことです。応援の声なんかも今回沢山頂きました。…面と向かって言われるとちょっと恥ずかしいですけどね。

-----



実のところ、今回のM3は出展しない予定でした。その前のC90もです。

申し込みはだいぶ前に完了していたのですが、その後に音楽活動以前に自身について考え直さないといけない出来事があり、Laqsheの制作に没頭できるような状態ではなかったからです。それに併せてつい最近まで極端に身体を悪くしていたこともあって、そういう状態で人前に出るのも失礼だと思っていました。(新作ないというのもありましたが)

しかしM3の2週間ほど前に色々と考え直してみて、自分自身がどうこうという前に、まず自分の音楽を知ってくれる人を増やすせっかくの機会を自ら無くすほうが浅ましいと思い始めました。今思い通りの表現ができなくとも、今まで作ったものを引っ提げて自分たちの活動内容を知ってもらうほうが音楽冥利に尽きると。それで急遽参加という感じになりました。

急ぎで作ったリミックス集『Remix One』もあっという間に無くなり、旧譜のアルバムも購入してくださる新規リスナーさんもかなり居たようです。もし出展するのを止めていたらと思うと、結果的に出て良かったと思いました。

これを糧にもうちょっとだけ頑張ってみようと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿