なぜ唐突にレバーを買ったかというと、その前日に足の指を怪我して流血して、そこそこ大きな傷を負ったからだ。食べて治す、というのが僕の基本理念なので…。傷を回復させるにはまず栄養だ。
栄養の塊といえば肝臓、レバーだ。
で、さっそく業務スーパーに行ったところ、鶏レバーが安かった。なので買った。
ちなみに鶏レバーって買うと、もれなくハツ(心臓)がセットついてくるんですね。初めて知りました。ハツも内臓の中ではかなり栄養があるようだ。
もちろん内臓なので臭み取りや下処理が必要になる。
レバーのほうは表面に付いているスジや脂肪を包丁で切りながら食べやすい大きさにカット。豚レバーほど大きくないので割とテキトーに切ってしまって問題ない。血溜まりになっている部分も取り除く。
ハツのほうは心臓まるごとなので、まず縦に切り目を入れてハツを開く。そうすると心室の中に黒く固まった血が残っているので、流水に当てながらすべて取り除く。周りの脂肪も取り除いたほうが良いらしいが、焼くときにちょうどいいと思ってそのままにした。
レバー・ハツともに水の中でよく洗い、そのあと塩水に入れて30分ほど放置。
仕込みをしたレバーとハツ |
そのあとレバーはタレに漬け込み。
ハツはシンプルににんにくと塩胡椒を振って冷蔵庫で数時間放っておく。
レバーの漬け込みタレはこんな感じ
・醤油 大さじ2
・酒 大さじ2
・砂糖 小さじ1
・胡椒 ひとふり
・しょうが たくさん
・にんにく 3カケ(みじん切り)
炒める直前に片栗粉を入れるとよく絡むよ!
レバーのほうは普通にレバニラ炒めになりました。
冷凍室に保存していたニラがあったので。それと適当な野菜をビルトイン。上記のつけダレに豆板醤を加えるとそのまま味付け調味料になる。
味はまあ普通です。普通に作ったので。可もなく不可もなく…。
そしてハツです。一匹一個なので4個しかないですが。
フライパンに適当にならべて焼いていきます。下処理のときに脂肪は切らずに残しておいたのでそれをうまく使うと油をひかずに焼ける…。
こちらも実食。
う、旨い…!
焼き鳥屋で食べていたハツは何だったんだ。というくらい旨い。血の生臭さはほぼなく、質感はモツというよりは、むしろ肉に近い。下処理を自分でしたのが良かったのか、単にハツが新鮮だったのか…。ビールがあれば、最高のつまみになりそう。
おまけでついてきたハツのほうが本命になってしまった。
ちなみに栄養価もレバーに負けじと高いようだ。
・鶏レバーを買うとハツもついてくる
・ハツはちゃんと仕込むととてもおいしい
勉強になりました。
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