これを書いているのは29日の深夜なので、実質今年最後のエントリです。
今年の纏めですが、はっきり言って今までにないくらい悪い1年でした。
兎にも角にもまずやはり自分の音楽。これが完全に停滞してしまったこと。ピンポイントで言うならやはりLaqsheのことがあるけれど、本来ならば自主制作の有無に関わらず音楽家としての自分をもう一度見つめ直し、そこからリスタートすべきだった。しかし結果的に全てが終わって止まってそのままになってしまった。それが自分でもどうにもならないくらい痛手でした。新しい活動のビジョンもこれを書いている今も実は全く見えていなくて、正直不安のほうが大きいです。
Laqsheが実質終わってしまったのは去年のアルバム作った直後ぐらいのことだから、今年何かが起こったりした訳でもなんでもなく、ひたすら打開策を打ち出すべくもがいてました。でも正直もがき過ぎて何をすればいいのか分からなくなってしまった感があります。音楽はまだまだ続けたいし辞める理由もないけれど、力の向ける先がないような状態。これは、前にエントリを書いた時からずっと変わっていません。まさに文字通りの停滞。
今自分
が望んでいることがあるとすれば、それは人に必要とされて力を使うことだと思います。それをきちんと口に出せるようになったのは進歩かもしれません。例えばLaqsheみたいな自分のユニットがあって、それに全力を注力するのは間違いではないけれど、僕の場合はどうやら他人から見て“力を自分に向けているならそれで十分”と思われていたようです。LaqsheをやっているとLaqsheをやっているから十分だと思われてしまう。それが自分の全部じゃないしやれることはもっと沢山ある。でもそれが音楽やっている他の人達にちゃんと伝わっていなかった。だからこの1年半、自分の音楽能力をもっと試したくて、それができないかと色んな所に売り込んでみたりもしているんですが、どうもダメみたいです。力が足りないのか、それとも他の理由でダメなのか、それさえもよく分からなくて……それがさっき書いたひたすら藻掻いている状態なんです。
でもいつまでも雁字搦めで良いなんて思っていないし、この悪いスパイラルは抜け出したい。なので来年以降の目標を2つ書きます。
ひとつ、自分の音楽を取り戻すこと。
ふたつ、他人に必要とされる力を持つこと。
この2つを成してはじめて0の位置に戻れる気がします。今は少なくともマイナスなので。
一つ目は言わずもがな自分自身の表現やアウトプットです。それが新しいバンドとかユニットなのか、個人活動なのか、それはまだ分からないけれど……。
二つ目はひとりの音楽家、仕事人として認めてもらうということ。これも原点的なものですが、よくよく考えてみれば全く成果が出ていなかったので、一つ目にこれが重なる形で達成できれば言うことはありません。でもその為にはまず身近な人に認めてもらうことがスタートだと思います。その部分でもずっと失敗や後悔しかなかったので、できることは何でもやるくらいの気持ちでぶつかる所存です。
最後ですが、悪い塊のような1年でも唯一良いこともありました。それは前回のエントリでも書いた引っ越しです。広い新居に越してきたら、前の狭い部屋で塞ぎ込んでいたのが馬鹿らしくなるくらい、不思議と気分的にも楽になりました。ちょうど今プライベート・スタジオの構築の真っ最中でもあるし、年明けに完成したらこれを使って上質な録音物も作れる環境は整う算段です。そうなれば、尚更後は使う機会を待つだけ。
さて、このエントリをポストしたら荷物をまとめて4年振りに実家に帰ります。あっちは寒いだろうなあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿